COLUMN
お役立ちコラム
2026/05/27
【省エネ適判】共同住宅・店舗併用住宅(複合建築物)の省エネ計算方法・注意点を、わかりやすく解説!
2025年4月の法改正により、住宅や店舗併用住宅、一定の規模以下の共同住宅まで含め『省エネ基準適合義務化』となりました。
しかし、店舗併用住宅、特に店舗の省エネ計算をどうしていいかわからない!?といったお悩みを結構良く聞きます。
そこで、どうすればいいかをまとめさせていただきました。
- 目次
共同住宅・店舗併用住宅の省エネ計算方法
住宅(住戸)と非住宅部分両方適合しないといけない
店舗併用住宅・共同住宅とも、建築物全体で丸ごと計算してOK・・・ではありません。
住戸、住宅部分、店舗や非住宅の部分 それぞれ計算してOKを確認する必要があります。
なお、住宅部分は標準計算や仕様基準、非住宅部分はモデル建物法や標準入力法を使います。
※非住宅部分がなく、住宅・住戸のみで仕様基準の際のみ、建築確認での提出で完結するようです。
共同住宅や住宅部分の『仕様基準』があるのは知っていました?
実は、告示を見ながら仕様表を作ることで、仕様基準チェックリストなどでは不可能な、
木造共同住宅やS造、RC造住宅などの仕様基準の省エネ確認を行うことができます。
※店舗併用住宅の場合、住宅部分が仕様基準の際は、省エネ適判にてまとめて確認となるようです。
注意すべきは『界壁』『界床』
共同住宅等の『戸建』との大きな違いは、界壁や界床があることです。
隣の住戸との間の界壁は、外気に比べて熱が逃げにくくなるため、計算上の温度差係数の扱いも異なり、注意が必要でしょう。
◆住宅・非住宅の境目がどういう計算になるか、などはマニュアルを読みながら進めていきます◆
共用部は計算しないといけない?
共用部ですが、
計算する方法・しない方法(ルート)が用意されており、計算して算入しても良い(有利側になります)とされています。
非住宅の標準入力法での計算になりますので、入れないケースが多いと思われます。
非住宅部分の計算方法とは?
住宅の省エネ計算とは異なり、
モデル建物法(小規模版、通常版のいずれか)・標準入力法のいずれかを選択することになります。
ZEBなどを目指さない限り、基本的にはモデル建物法(小規模版か通常版)にて申請するケースが多いです。
延床面積300㎡以下であれば、小規模版にて対応することが一般的です(計算算入項目が少ないため)
住宅と必要書類や計算項目は異なる?
大きな違いとして、設備仕様にて消費電力や台数等を細かく入れていきますので、注意が必要です。
省エネ適判ですが、完了時の仕様を計算して、完了検査(建築確認)時に一致していることが求められますので、
なるべく設備仕様が変わらないよう、固めながら準備を進めていくのが重要です。
詳しくは下記コラムもご覧ください。
【非住宅省エネ計算】モデル建物法とは?外注すべき?BEI計算方法や複数用途の場合等を解説。
2025年4月より、原則全ての非住宅にて『省エネ基準適合義務化』がスタート。
そのうち一定以上の規模の建築物では、省エネ適判などの審査対象になりますので、
省エネ計算・適合確認、適判を突破できないと確認済証が交付されなくなることになります。
非住宅の省エネ計算では『モデル建物法』が専ら使われると思いますので、その要点を解説していきます。
外注すべきか自社対応が良いか
難しくはないけど地味に面倒なものは・・・
共同住宅の計算や住宅部分の計算は、省エネ講習等を受講されているとCADソフトを使いながら、面倒ながらも出来なくはないと思われます。
非住宅につきましては、非住宅特有の計算ルールや考え方、提出書類の癖がありますので、片手間で対応するのは結構大変(専門の会社に外注したほうが良い)と思われます。
ご参考までに、外注先の選び方のコラムも是非ご覧ください。
【省エネ適判】 計算・申請代行(共同・非住宅含む)の外注先の選び方とは?目安料金表等も含め解説。
2025年4月より『全ての住宅・非住宅にて省エネ基準適合義務化』スタート。
2階建住宅では、仕様基準や省エネ適判等を行わないといけなくなりました。
確認申請の審査も遅くなり、省エネ適判まで含めて2か月以上かかるという検査機関も出ています。
2025年。省エネ計算から省エネ適判まで、もっと早く出してもらえるところにお願いするのがベストな方法です。
調べてみますと、外注先、申請代行先がたくさんあり、どこに頼んでいいかわからない、とお悩みの方も多いと思います。
ECOPLUSでも外注利用経験がありますので、良い経験・残念だった経験をもとに、選び方のコツを解説します。
まとめ
意外とわかりづらい『共同住宅』『併用住宅』の省エネ計算についてお伝えしてきましたが、
いかがでしたでしょうか。
他のコラムでも、法改正や補助金等、有益な内容をお届けしていきます。
お読みくださいまして、ありがとうございました。
ご不明点等含め、お気軽にご相談ください!


